今回の衆院選(2017年)に立候補したことで、古い友人からメールを貰った。由緒正しい企業の役員をしている。忙しい立場だろうが、これからも続けてやりとりができると嬉しい。
下は、私からのメール。
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忖度させたり、型にはめるばかりで、のびのびと個性を発揮させて活躍させることをしない日本の空気が、わくわくさせる新製品、新サービスを生めなくしており、日本経済の沈滞を招いていると思います。
安倍政権は時代遅れになりつつある大企業を優遇するばかりで、大企業は人件費をコストと考え削減し、その結果人々の購買力は低下し、内需はやせ細る。優遇され人件費を削減しても、新たな投資先を見つける目を持たない大企業は、内部留保を貯め込むだけで、国内で金が回っていかない。内部留保は海外のタックスヘイブンに流出し、その金は、海外の元気のいい先端企業に投資され、ますます日本経済は置いてけぼりをくう。
アベノミクスも、投資家にとって分かりやすく儲けを吸い取りやすいやり方だから投資家は歓迎しているのであって、一般国民の実生活の底上げには繋がっていない。
要は、バブルの時に実力もないまま成功体験に酔いしれた連中が、その思い上がりのまま今のトップに居座っているのが、諸悪の元凶でしょう。政治も含めて。
日本経済の現状については、概ねこのように感じています。
いずれまたご教授ください。じっくりお話を伺える機会を楽しみにしております。
****様
2017年10月24日 曽我逸郎