釈尊の教え

あたりまえのことを方便とする般若経(旧サイトより転載のオリジナル経典) 

釈尊から500年をほど経過した紀元前後に起こった大乗仏教は、自分たちの考えを伝え広めるため、新たな経典を次々と創作しました。特に般若経は、おなじみの般若心経のような短いものから非常に長いものまで幾種類も生み出されました。その伝統に寄りかかり、またニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』の真似をして、自分なりの仏教解釈を宗教経典の形でまとめようとしたものです。1997年12月に始めた旧サイトの土台になりました。「お経を書いた最初の日本人」と言ってくださった方もおられましたが、今のわたしから見ると、梵我一如的な仏教解釈の典型であり、批判の対象です。しかし、自分なりの仏教理解のスタートラインでもあり、懐かしくもあります。

「注」なども多く、このサイトに上げ直すには入り組んだ構成なので、旧サイトで読んで下さい。あるいは、Kindleで購入してもらえれば、さらに読みやすいと思います。下限価格の99円です。